上昇局面入りのプリマハム(2281)

年明け以降、やや波乱含みの展開とはなっていますが、株式市場はここ数年間の高値水準で推移しています。現在の株高は金融緩和によるもので、いわゆる金余りの株高です。相場パターンとすると、金融緩和によって経済を活性化させ、景気が回復してくれば業績相場に転換してきます。しかし、本当に景気が回復するかどうか今のところは半信半疑と言ったところです。

そのため、業種物色、銘柄物色も循環物色になっています。買いの主体は外国人と空売りの買戻しがまずあって、主力株と好取組銘柄が買われました。次に出遅れた機関投資家がまずはインデックスを買っています。個人は戻り売りと信用の短期売買ですので、相場全体の中期的な動向にはあまり影響を与えません。

さて、それではここから先はどう読めばいいのでしょうか。

空売りの買戻し、外人の主力株買い、出遅れ機関投資家のインデックス買いは当然ながら一巡してしまえば終わります。そこで、じっくり業績動向を踏まえて、個別銘柄の物色に移って行くことになります。

ここで大きなポイントは景気が回復するならば、景気敏感株が広範囲に物色されることになりますが、それを確認するにはまだまだ時間が必要でしょうし、先読みするには難しすぎます。

そこで、金融緩和下の初動はやや峠を越えた感があり、初動段階で動いた前述の銘柄群はこれまでのような動き方は期待できなくなるでしょう。当面は再び去年10月辺りまでと同様、好業績で割安な株という選択になるのではないでしょうか。

そんな中ですでに当欄でも取り上げたプリマハム(2281)に改めて注目してみたいと思います。同社はかつて万年赤字の業界のお荷物的存在でしたが、伊藤忠商事による増減資と経営再建が軌道に乗り、優良企業となる行程を着実に進んでいます。今や業界で2位の収益力をキープできるようになりました。

ただし、借入金が200億円あるため、財務的には2流、3流に見られており株価は100円台です。しかし、10年前には600億円の借り入れがあったことを考えれば、実は様変わりしていて、毎年借り入れを返済する体力もついてきました。

企業の見方は過去に引きずられることが多く、実際は過去最高益を更新中ですが、意外とそういったことは後追いで評価されるものです。

そうは言っても強い相場に多少影響され、同社株も多少は上値を追いつつはありましたが、いよいよ節を抜けてきました。ここからは3月決算企業の第3四半期決算発表が始まります。それに伴って、投資家の目も改めて足元の業績に向かう可能性が高まってくるでしょう。同社の今期業績も好調に推移していると思われますから、決算発表をはさんで見直される可能性が高い株と言えるでしょう。

なお、同社株に関して詳細に分析したレポートを作成しました。こちらからダウンロードしてください。

株式投資のための企業研究「プリマハム(2281)の変貌」
http://cherry100.mods.jp/ra/s/565

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