東日本大震災前の高値2011年2月17日の10891円が視野に

東日本大震災前の高値2011年2月17日の10891円が視野に
・・・スピード調整があってもおかしくない状況・・・

<先週は、大発会日だけの営業だが、大幅高>
 先週の1月4日(金)の大発会は、アメリカでの「財政の崖」の回避を受けて海外株式が急騰し、為替も一段の円安進行(1ドル=87円台後半)となったことで△292の10688円と日本市場が休場の間の年末年始の好材料を一気に織り込む好スタートとなりました。

 東日本大震災直前の2011年3月10日の高値10434円(ザラ場高値10549円)を軽くクリアーし、一時10734円までありました。外国人投資家の買い意欲が強く、国内の投資信託の売りを吸収し、出来高34億株、売買代金1兆9516億円と2兆円に近づく大商いとなりました。ふつう日経平均が連続して大きく上昇するときは先物主導の買いで裁定取引が入りながら上昇してくのですが、今回は裁定取引残の伸びも現時点では穏やかになっており、先物主導による上昇ではないといえます。今回は、外国人投資家が現物で積極的に買っており、ここで現物で買うということは、日経平均の上昇をかなり上だとみていることになります。
 但し、4日(金)の時点で騰落レシオ147.8%(130%以上だと過熱圏)、移動平均乖離率8.6%(5%以上だと過熱圏)などすべてのテクニカル指標が過熱圏にあり、年初来高値銘柄も319銘柄と過去の高値圏でしか現れない数字となっており、スピード調整があってもおかしくない状況です。

<目先は高値警戒感があるが堅調な動きを想定。スピード調整あれば押し目買い>
 今週は、昨年末から今年の大発会4日(金)までの急ピッチな上昇に対する高値警戒感もあり、ちょっとして調整に入る可能性もあります。といっても安倍新政権に対する金融緩和の強化や公共事業の積極化などの政策への期待は強く、下値は限定的と思われます。
 但し、ここからの上値も為替が先週末のアメリカの雇用統計を受けて1ドル=88円台まで下落しており、このまま一気に90円台を目指せば日経平均も月17日の10891円を突破することになりますが、そうでなければ高値圏でのもみあいとなって次の材料を待つということになります。1月21日~22日の日銀の金融政策決定会合までは金融緩和策の内容を巡る思惑や大型補正予算や経済再生策など自民党政権に対する期待が相場を支えることでしょう。
 
 アメリカでの「財政の崖」の回避は一時的であり、2月まで財政再建計画と債務上限引き上げ問題を先延ばしにしていますので、第2、第3の「財政の崖」問題が懸念されます。但し、今回の日本株式の上昇は海外の株式の変動をあまり受けない可能性があります。それは、外国人の大量の買い越しは安倍新政権によるデフレ脱却など日本の政策転換を先読みしているからです。これは逆に、将来安倍首相のリップサービスが現実には実行できないということが明白になった場合は、外国人売りによって再び大きな下落となることを意味しています。

 本日1月7日(月)は、先週末の海外市場で為替が1ドル=88円台の円安となったことで△55の10743円と高寄りしましたが、ここをピークに利益確定売りに押され▼89の10599円で引けました。ここからの下値ポイントは5日移動平均線の10480円、10日移動平均線の10244円がありますが、柴田罫線では10255円が強力な下値抵抗ラインとなります。5日移動平均線からは買い下がってみるところです。

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