サンマルクホールディングス(3395)

自民党新政権誕生によって、景気回復への期待感が高まっています。もちろん、我が国経済は政権が変わったくらいで景気が拡大するほど、簡単な状況にないのも確かです。しかし、景気は一面「気」によって動く部分がありますから、多くの人がポジティブになって景気が好転する可能性はあります。

そこで投資アイディアとしては、景気の好影響を受けやすい企業という選択肢が考えられます。しかし、無防備に景気連動企業にかけると逆に行ったときには、簡単にやられます。そこで、景気の好影響を受ける企業でありながら、不況対応を強化している企業として、サンマルクホールディングス(3395)に注目してみたいと思います。

同社はボリュームゾーンより少し上の価格帯で、少し贅沢なサービスを提供するレストラン、ファーストフードを運営する企業です。

レストランサンマルクとサンマルクカフェが主要業態です。同社の営業利益率は15.5%(2012/3期)となっていて、外食の中では高いレベルにある王将フードサービス(9936)の12.9%(同)、サイゼリヤ(7581)の9.5%(2012/8期)をさらに上回っています。

この背景には原価率の低さがあります。他の2社の原価率が30%前後であるのに対して、同社は20%強に過ぎません。これは、他の外食の成功企業は低価格を売り物にし、回転率で利益を稼ぐパターンであるのに対して、同社は低価格より若干上のゾーンを狙いとしていることによります。

若干上のゾーンを狙うとは言っても、高価格ゾーンというわけではありません。主力業態のサンマルクカフェのコーヒーは、スターバックスの価格帯ではなく、ドトールの価格帯の200円です。その代りに店内調理の焼き立てパンを提供するところで差別化を図っています。ただし、その場合もいわゆるベーカリーのように多種類ではなく、7-8種類に絞って効率性を追求しています。

上期決算は計画比未達で、二ケタ減益となり、通期でも3.2%の営業減益を見込んでいます。今期に新規出店増やサービスレベルを上げるための研修費を投入することによって、来期から再び二ケタの増益を狙っています。今期の業績が減益見通しにあることもあって、PERは10倍を切っていますので割安感があると言えるでしょう。

なお、同社の本質的な企業の強さはこちらのレポートで解説しています。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/573

また、第2四半期決算の概要はこちらのブログで解説しています。
http://cherry100.blog108.fc2.com/blog-entry-731.html

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