プリマハム(2281)

このところ、円安を背景にして、東京株式市場は強い動きとなっています。ただし、考え方としては、ここ数年同様、狭い範囲の循環相場の域を抜け出していません。リーマンショック以降、さあ行くぞと思って乗ると、また特に理由もなく調整局面入りすることを繰り返しています。

全体相場はそんな掴みどころのない動きをしていますが、個々の銘柄を見ますと、明らかにいわゆる低カバー銘柄の強さが際立っています。この背景にあるのが、おそらくここ30年ほどにわたって市場を支配してきた機関投資家現象、インデックス運用志向、短期リターン追求に対する反省ではないでしょうか。

しかし、低カバー銘柄故、情報も少なく、水準訂正後の株価はまちまちになります。もともと低カバー銘柄は企業クォリティの高い会社が少ないゆえ、低カバーだったわけですから、その中から本物のクォリティ企業を探すのにはそれなりの知識や経験が必要です。

すでにこのコラムでご紹介しているコスモス薬品(3349)、物語コーポレーション(3097)、インタースペース(2122)などは、もともと割安で、しかも業績変化も伴っていますので、依然右肩上がりの株価推移となっています。

さて、そんな低カバー銘柄で、割安、かつ業績変化も伴っている企業の一つが、プリマハム(2281)です。同社はこの数十年間、食肉加工業界のお荷物企業で、いわゆる大手の中では万年最下位でした。しかも10年ほど前までの10年間毎年のように赤字となるほど低迷が続きました。
しかし、瀬戸際まで追い詰められ、伊藤忠商事による資本増強から10年、今や食肉加工業界でトップの日本ハム(2282)にはかなわないものの、第2位の収益力の企業に変貌しています。しかも、毎年過去最高益を更新するまでになりました。

もちろん、フローでは好業績とは言うものの、同社規模で依然200億円の有利子負債がありますので、ストックではまだまだ市場の評価は低いものです。しかし、この10年で有利子負債は600億円から200億円まで減少していますので、その変化は実はかなり大きなものです。しかも、過去最高益水準のフローの利益が続く見込みですので、ここからの財務体質改善も目覚しいものが期待できます。

低カバー銘柄で、若干財務体質に難がありますから、株価も100円台となっており、現時点では十分理解していないと買えない株です。しかし、今後の財務体質変化によって、早晩、多くの投資家の投資対象となることが考えられます。
なお、業績の詳細はこちらよりレポートをご覧ください。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/565

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