注目3銘柄(2012.11.30)

チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

第一興商 (7458)

高齢者向けのエルダーシステムが介護予防・認知症予防などに評価が高まっている。介護施設は約5万カ所ある為、今後も拡大が見込まれる。同社の機器賃貸契約件数や、カラオケ機器稼働台数の増加など、ストックが着実に積みあがっていることから、
TIWでは、同社は安定的な高収益企業と考える。株価は少し上昇したが、指標面からも株価に割安感が感じられる。また、同社は当面大きな資金需要も無く、頻繁に自社株買いを行っている。
ROE11.39%、PBR 1.24倍、来期予想PER 10.1倍、来期予想EPS成長率3%
〔11月26日、担当:岡 敬、Analyst Impression 2+→2+〕

豊田合成 (7282)

13/3期上期の営業利益は前年同期比66倍の220億円となり、通期の会社営業利益計画の73.5%を遂行した。ただし、会社通期営業利益計画は費用の期ずれ、中国問題の影響などを理由に据え置いている。TIWでは、中国影響の保守的な織り込みや原材料安および足元の円安に加えて、取引先の北米での販売好調から北米自動車部品に上ぶれ余地があるなどから、会社計画を上回る着地を予想する。
ROE8.42%、PBR 1.01倍、来期予想PER 8.8倍、来期予想EPS成長率31%
〔11月27日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→2+〕

東京精密 (7729)

スマートフォン・タブレット端末向けの半導体製造装置が年明け以降、来年モデルのスマートフォン投入によってある程度の売上拡大が期待でき、一方で自動車向けを中心とした計測機器は引き続き堅調な販売が期待出来よう。同社は下方修正を発表しており、TIWではその方向性は間違っていないが、結果として今回の会社予想は保守的過ぎると考える。株価も類似業種他社と比べ、やや割安感があると考える。
ROE6.82%、PBR 1.03倍、来期予想PER 9.2倍、来期予想EPS成長率58%
〔11月30日、担当:糸井 正和、Analyst Impression 2+→2+〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?&action=tp1&sa=column&p=cat05 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。

このページのコンテンツは、TIWの協力により、転載いたしております。
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