パナソニックが最終赤字で無配、WOWOWなどに見直し機運

 パナソニック[東1](6752)が、10月31日大引け後に今3月期の最終損益の見通しを500億円の黒字から7650億円の赤字に引き下げると発表。年間配当も63年ぶりにゼロ(前期は10円)、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が長期発行体格付けと長期優先債券格付けを「シングルAマイナス」から2段階引き下げ「トリプルB」にしたことも嫌気され、75年2月以来の400円割れと処分売りが続いています。

 10月16日付の日本経済新聞朝刊が「パナソニックが融資枠契約を三井住友銀行など4行と結んだことが分かった」と伝えていましたが、総額は6000億円規模で、日本企業のコミットメントライン(融資枠)としては今年最大規模。通期の事業構造改革費用は従来予想の410億円から4400億円に積み増す。白物家電、環境ソリューション、AV機器、自動車・産業機器の4つの事業体に再編する方針。来シーズンからバスケットボール部とバドミントン部を休部と、リストラを断行する。

 1日付で野村証券が、住宅関連株はPBR(株価純資産倍率)1倍割れとなっている会社も多いが、今後財務体質が毀損するリスクも小さく、ディスカウントが大きすぎると指摘し、パナホーム[東1](1924)の投資判断を「ニュートラル」から「Buy」に引き上げ、目標株価を600円を据え置きました。これを好感し、パナホームは29円高の527円と買われました。

 パナソニック[東1](6752)は、中期経営計画を策定中ということですが、その間、同社が保有する銘柄の底上げ、側面から支援する動きが出てくると予想されます。

 パナホーム[東1](1924)をはじめ、P電SUNX[東1](6860)、P電工IS[東1](4283)、WOWOW[東1](4839)、三社電[大2](6882)、日管財[東1](9728)などの動きは注目されます。

 中でも、パナソニック[東1](6752)が11,004株(7.6%)保有しているWOWOW[東1](4839)が注目です。WOWOWの足元の業績、有料放送の加入件数が計画を上回ったほか、昨年10月からの3チャンネル化に伴い、見込んでいた一部番組費一部番組費の計上が下半期にずれ込むため、9月中間期業績は売上高が従来予想の349億円から351億円(前年同期比7.4%増)、営業利益が同29億円から40億円(前期比22.0%減)と増額し減益幅を縮小しました。11月1日付でSMBCフレンド調査センターが投資判断を新規「強気」としています。

 株価は、19万円処を上限としたもみ合いが続いていますが、24か月移動平均線がサポート、17万5000円前後が下値として意識された感があります。3チャンネル化に伴い加入者は増加しており、09年9月高値24万円奪回から上値を伸ばす可能性はあると見ています。

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