2012年10月1日時点での主要市場見通し

2012年10月1日時点での主要市場見通し

主要市場見通し

基本シナリオと見通し数値について

大枠の考え方については、引き続き、これまでと全く変わりはない。すなわち、
①世界的に景気は決して強くはない。欧州の財政問題も厳然として存在する。しかし市場は、実態以上に悲観シナリオを織り込み過ぎている。
②このため、実体価値と比べて世界の株価は売られ過ぎ、日米独の長期国債は買われ過ぎ(利回りが下がり過ぎ)、外貨の対円相場も売られ過ぎ(円高過ぎ)の状況にある。
③世界の実態が「まあまあ」であることが認識されていくにつれて、世界市場も「それなり」の水準へと上方修正が入る。

このような、悲観に行き過ぎた市場が経済実態に追い付いていく展開は、9月の日米欧の金融政策決定会合などの諸イベントを消化してからだろう、と前月号で述べた。しかし日銀、米連銀、ECB(欧州中央銀行)は予想以上に踏み込んだと言え、市場も一時はそれを好感したと言える。
それだけにかえって、市場の目は実体経済や欧州財政問題への取り組みの実効性に向かっており、市場の期待にはまだ応えきれていない。加えて、11月の米大統領選挙を前にして不透明感が台頭しやすい時期でもある。
よって株価や外貨などの上値が重い展開が、想定以上に長引く様相が強まっている。

こうした状況を踏まえ、今号の具体的な予想レンジについては、前月号(2012年9月号)から、今年12月までの予想レンジ下限はほとんど変更しない(ただし米ドルは下限を1円幅引き下げる)が、予想レンジ上限を引き下げた。これは、12月末までの残された時間が少なくなるなか、しばらく相場の膠着状況が続くと見込まれるためだ。

2012年12月末までの予想レンジ(メインシナリオ)について、前月号(2012年9月号)との具体的な変更点は下記の通り。
日経平均株価(円) 8500~11500 ⇒ 8500~11000
10年国債利回り(%) 0.75~1.5 ⇒ 0.75~1.3
米ドル(円) 78~90 ⇒ 7785
ユーロ(円) 94~115 ⇒ 94~110
豪ドル(円) 77~95 ⇒ 77~90
(下線太字部は修正個所)

2013年6月末までの予想レンジについて、前月号との変更は全くない。

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