注目3銘柄(2012.9.14)

チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

太平洋工業 (7250)

上期会社計画の上方修正に加え、単元株式数引き下げ、東北地方での事業拡充など最近のアクションはポジティブ。TIWでは、通期会社計画に対し、上ぶれ余地を残っていることに加え、13/3期TIW予想ROE7.95%に対し12年6月末実績PBRが0.59倍と株価指標面からも割安感を感じることから市場平均を上回る株価展開を見込む。
ROE7.95%、PBR 0.59倍、来期予想PER 6.6倍、来期予想EPS成長率6%
〔9月10日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→2+〕

クリエイト・レストランツ・ホールディングス (3387)

ショッピングセンターや商業施設などに出店し、現地のニーズを汲み取ったレストラン業態の展開で成長する外食企業。今年8月15日に筆頭株主の三菱商事(8058)から同社株式629万株全てを公開買付により取得した。今後は取得した株式の殆どを消却し、流動性比率を高め、将来市場替えを行うとのリリースを発表している。TIWでは、発行株式数が本公開買付により取得した株式数を控除されることを受け、EPSが大幅に上昇すると試算。一方で、同社の収益性と成長余地、またバリエーションにおいても割安な点に注目。
ROE20.85%、PBR 1.18倍、来期予想PER 4.2倍、来期予想EPS成長率13%
〔9月12日、担当:成川 寛、Analyst Impression - →1〕

フロイント産業 (6312)

米国子会社ベクター社は2006年11月より同業の米国グラット社より特許侵害の提訴を受け、両者間で技術的な論争を続けてきた。しかしながら、公判手続き段階の9月10日に裁判官から和解勧告が示され、両社は和解に合意。和解のためにベクター社は一部支払が発生するが、業績予想の変更は生じないと同社では発表している。本訴訟案件の開示より同社株価はやや軟調に推移していたが、和解によって重石が取り除かれると考える。
ROE8.90%、PBR 0.88倍、来期予想PER 8.6倍、来期予想EPS成長率10%
〔9月12日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression 1→1〕

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?&action=tp1&sa=column&p=cat05 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。

このページのコンテンツは、TIWの協力により、転載いたしております。
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