「市場を丸ごと」のインデックス投資か「半分バフェット」のETF投資か

1. 「市場を丸ごと」買うインデックス投資

 インデックスファンドとETFはインデックスに投資するという点でほぼ同じような商品といえます。しかしその背景には若干異なる考え方がありますので、今回はその点についてご説明しましょう。その違いを端的に表わせば2つの「リ」、すなわち「リスク」と「リバランス」ということになります。

 インデックスファンド(インデックス投資)の考え方を一言でいうならば、「市場を丸ごと」買ってしまうというものです。これは、全ての投資家が合理的で、市場が完全に効率的な場合、最小リスクで最大リターンが得られる最適な(リスク資産の)ポートフォリオは時価総額加重された市場ポートフォリオである、という理論が背景にあります。さらにそれを発展させた理論では、市場が完全に効率的である場合、個別銘柄のリターンは市場ポートフォリオのリターンと、市場ポートフォリオに対する感応度(ベータ)の大きさのみによって決まる、と結論付けています。

 難しい話はここまでにしましょう。ざっくり言うと、分散された投資の場合、リターンをもたらす要因(リスク)はたった一つ、市場ポートフォリオしかないというのがインデックス投資の考え方です。しかし、投資の成果の全てを市場ポートフォリオという要因に帰してしまうことには反論も少なくありません。十分に分散されたポートフォリオでも、市場ポートフォリオとは関係のない要因(リスク)が投資の成果につながるかもしれません。

 具体例を挙げましょう。例えば円安が進んでいて、今後さらに円安が続くと考える時、市場ポートフォリオとは別に外需株のポートフォリオを保有することで、市場ポートフォリオ以上の成果を得られるかもしれません。ここでいう「外需株」が投資の成果につながるリスクということなります。

 ETFも当初は「市場を丸ごと」のインデックス投資の商品でした。しかしその後、ETFは株式以外の資産(債券や商品)へ対象を広げると同時に、資産クラス内の様々な特性に基づく「リスク」へ投資する商品として細分化していきました。ここで特性とは主に業種、国・地域、事業特性です。ところで、例に挙げた「外需株」ETFはいまだ上場していませんが、そんな「リスク」に投資する商品があると便利だと思いませんか?

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