年4回発売される『会社四季報』 どれが一番重要か?
皆様ご存知のとおり『会社四季報』は3・6・9・12月と、年に4回発売されます。「毎回買う必要はあるの?」「どの号が一番重要なの?」といったご質問を受けることも多々あります。まずはそういった疑問に答えることから、『会社四季報』の特徴を見ていくことにしましょう。
『会社四季報』の早わかりポイント
- 春号(3月):3月期末を控えて今期業績の終着点と来期予想に注目が集まる号。来期は利益が増えるのか、それとも減るのか。方向性がポイントです。
- 夏号(6月):3月決算を完全収録。今期の業績予想と記者のコメントに注目が集まります。
- 秋号(9月):第1四半期の結果を踏まえ取材。会社予想と四季報予想の乖離が出やすい号で、利益の増額、減額の有無が焦点となります。
- 新春号(12月):9月中間決算を収録。今期予想の増額、減額修正の有無が焦点。来期の予想にも注目です。
あらかじめ各号の特徴を知っておくと、効率的な活用ができます。
『会社四季報』の生命線は業績の独自2期予想
さて、各号の特徴をざっくりと掴んで頂けたかと思います。続いては「会社四季報」の最大の売りを説明します。
『会社四季報』の一番の特徴は、全上場会社について、独自に業績の2期予想を行っていることです。会社は業績予想を発表しますが、会社の予想には「株価を上げたい」という意向が働く一方で、「下方修正をしたくない」といった思惑も絡みます。アナリストが業績を予想している会社は、上場会社の中の一部にすぎません。
昨今、会社の業績は決算短信などで簡単に手に入れることができます。しかし、1日に200社を超す企業が決算を発表する日もあります。当然、すべての企業情報を知るには時間がどれだけあっても足りません。『会社四季報』では、1社に必ず1人の取材担当者を張り付けています。全上場企業約3800社を 100名超の取材体制でカバーしているのです。加えて、一定期間は同じ業界、企業を担当するため、業界動向、業界の中でも堅調な企業などを的確に判断できる点も強みです。こうした綿密な取材を基にした予想が信頼を得、多くの投資家に支持される所以であると自負しています。









