米国市場で実感するETFの魅力

低迷する米国住宅関連指数

 過去5年間にわたる株式市場低迷の根本的な原因であった米国住宅市場の低迷は、まだ続いています。7月の米国住宅着工件数は前月比1.1%減の746千戸となり、またもや期待外れに終わりました。回復過程にあるとはいえ、その足取りは鈍く、統計を見る限り本格回復には程遠いようです。

順調な回復を見せる米国住宅関連ETF

 ところが株式市場は意外な動きを見せています。住宅市場と密接な関係を持つはずの米国住宅関連ETF(iShares Dow Jones US Home Construction : ITB)がどんどん戻り高値更新を繰り返し、市場関係者を驚かせています。

 このETFの構成銘柄は以下の通りです。

 8月15日現在でPERは27倍、配当利回りは0.54%ですから、けして割安とは言えない銘柄群です。市場は先を読むのが常ですが、株価が示唆する世界はすでにリーマン以前のそれですから、期待と現実との間に大きな差があるということになります。

もっと日本にもサブ・セクターETFが欲しい!

 翻って日本を考えるとき、復興需要の恩恵を直接的に最も大きく受ける建設関連銘柄が最終的にどれくらい期待を集めることになるのか注目されます。人々はこの国が生まれ変わることに対して懐疑的ですが、えてして相場というものはそうした寒々とした状況から生まれるものです。
 それにしてもこうしたサブ・セクターETFがある米国市場は羨ましい。株式市場には個別銘柄リスクというものがあり、いくら自分の相場観が正しくても選んだ銘柄が、不祥事に巻き込まれたり、突発的な損失を被ったりして、他の同じ業界銘柄の株価が上昇する一方で、一つだけ下がってしまうリスクがつきものです。そうした時にETFは実にありがたい。
 先ほどの日本では見ることのないサブ・セクターETFなど典型的な例です。まだまだ日本のETFには進化の余地が多いことを教えてくれる事象です。

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