【スペイン支援はどうなる】ドラギECB総裁は欧州を救いユーロは上昇基調へ戻れるのか

中銀総裁としては異例の意思の強さを示す発言

7月27日ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁は「ユーロ防衛のため責務の範囲内であらゆる手段を講じる」と表明、中銀総裁とすれば異例とも受けとめられる強い意志を市場に示しました。市場では量的緩和など従来よりもはるかに大胆な対策が必要になるとの見方が浮上しました。ECBが少なくとも8月2日のECB政策理事会では国債発行が利回り上昇となり、資金調達コストが増加している重債務国を対象とした国債買い入れ再開を決定すると予想、ドラギ総裁自らの威信をかけての発言と捉えました。

しかし8月2日のECB政策理事会は、市場に失望感を強める結果となりました。ECBが欧州の救済基金とともに債券市場に介入する意向を示唆しましたが、ガイドラインに留まり、早期な実施には乏しいと市場は捉えました。
では今回ドラギ総裁が示した国債再購入プログラムを少し詳しく説明します。

金融市場が注目するECBによる「国債再購入ガイドライン」と問題点

今回もドラギ総裁は欧州首脳陣へ政治的アクションを求めるべく、ボールを投げ返す格好となっています。前回までの国債購入プログラムと異なり、明確な条件が付随します。

ECB単体での国債市場への介入ではなく、現在、またはこれから稼働する欧州救済基金であるEFSF(欧州金融安定ファシリティー)やESM(欧州安定メカニズム)を債券市場で活用する用意を各国政府は整える必要があり、救済基金による購入にはスペインなど支援を受ける政府が正式に要請する必要があるとしています。あくまでは国債買いれ再開の主体は救済基金でありサポートをECBが実施する内容となっています。支援を基金に要請する場合も覚書きが交わされ行政的な財政改革推進が付与される可能性が高そうです。前回の国債購入と比較しても透明性が増し厳格な内容になる反面、条件付与が増し支援を要請する国は敏速な要請が出来ない可能性も増しそうです。

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