2012年8月1日時点での主要市場見通し

2012年8月1日時点での主要市場見通し

主要市場見通し

基本シナリオと見通し数値について

大枠の考え方に変化はない。足元はまだ、米中などの世界景気に対する不安、欧州財政問題への懸念など、「不安と懸念の袋詰め」が根強く残るだろう。投資家心理も不安におびえやすい状況で、リスクが高い新興国の株価・通貨などには、売りが嵩む局面も残るだろう。逆に、日米独の長期国債はバブルの様相を強めているが、このバブルも当面は続きうる。

しかし今年末に向けての動きや来年の相場動向を考えると、中だるみの米国景気の再加速が期待できるうえ、中国など新興国でも既に発動されている景気支持策が徐々に効果を示すだろう。欧州諸国の財政問題自体は解決に時間を要し、ギリシャ国債の全面的なデフォルトの可能性は高いと見込むが、市場に催促されながらも、金融不安収拾のための策は打ち出されてきており、さらなる追加策も予想される。売られ過ぎのリスク資産(世界の株式や外貨の対円相場など)が、世界経済の実力に沿った妥当な水準へと回帰(上昇)することが見込まれる。

今号の具体的な予想レンジについては、前月号(2012年7月号)との変更点は、国内長期金利以外は、全くない。国内長期金利については、前月号で見込んだ以上に国内長期金利の低迷が続いているため、予想レンジ下限を下方修正した。ユーロや豪ドルの対円相場が予想レンジ下限(ユーロ92円、豪ドル75円)を割り込む可能性は、相当低下していると考えられるが、目先は世界市場の波乱が否定しきれないため、今月も慎重に下限を据え置く。逆に米ドルは、予想レンジ下限の78円をたびたび短期・小幅に割り込んでいる。当面はそうした78円の短期・小幅割れを繰り返すこともあろうが、下限は78円で据え置く(下限を77.90円や77.85円などに下げてもよいが、そうする意味はほとんどないだろう)。

2012年12月末までの予想レンジ(メインシナリオ)について、前月号(2012年7月号)との具体的な変更点は下記の通り。
日経平均株価(円) 変更なし
10年国債利回り(%) 0.80~1.5 ⇒ 0.75~1.5
米ドル(円) 変更なし
ユーロ(円) 変更なし
豪ドル(円) 変更なし
(下線太字部は修正個所)

2013年6月末までの予想レンジについて、前月号との変更は全くない。

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