【IRアナリストレポート】コシダカホールディングス(2157)

ポイント
・カラオケ、フィットネスの店舗数で、どちらも日本ナンバーワンである。現在(2月末)カラオケ317店、フィットネス1100店、ボウリング16店、温浴4店を展開している。
・今2012年8月期は経常利益で43.5億円、前年度比+30.4%と引き続き好業績が見込め、ピーク利益を更新しよう。フィットネスのカーブスは極めて好調であり、カラオケもキャッシュカウ(金のなる木)として着実に貢献度を高めていることによる。前2011年8月期はボウリングのスポルトを合併した効果で、負ののれん益12億円が上乗せされた。このため、今期の当期純利益は表面上減益となるが、むしろ平常化するとみた方がよい。ボウリングは当初計画の出店ペースを落として、収益モデルの改善に力を入れている。第4の柱である温浴については多店舗展開が本格化する局面に入った。
・当社の事業発展におけるメインテーマは、「既存業種新業態」である。既存市場での事業を、新業態である新しいビジネスの仕組みに変えていくことである。「総合余暇サービス提供企業」をビジョンに掲げ、アミューズメント、スポーツ・フィットネス、観光・行楽、趣味・教養の4つをドメイン(事業領域)とし、その中で、「既存業種新業態」を開発していく。最近のヒットは、1人カラオケ「ワンカラ」の開発である。知的財産権(IP)を取得しており、今年度中に都内を中心に10店ほど出す計画だ。
・コシダカは2010年9月からホールディング(持株会社)体制をとり、第2の成長期に入った。カラオケ、フィットネスに次ぐボウリング、温浴も本格化しつつある。一見成熟型の産業にありながら、競争優位の独自戦略をとっており、極めて面白い局面を迎えている。
・カラオケの「まねきねこ」は事業開始20年を経て、収益力は高い。08年に買収したフィットネスの「カーブス」も好調で、カラオケの利益率を抜いてきた。カラオケは500店へ、フィットネスは1500~2000店へ、ボウリングは45店へ、温浴は50店へ拡大する
計画である。これによって、売上高700億円、経常利益100億円は十分狙える体制を整えつつある。業績の拡大につれ、株式市場での評価も一段と高まってこよう。独自のビジネスモデルで価値創造を行うユニークな企業として注目したい。

1. 特色
既存業種新業態の総合余暇サービス提供企業として成長続く
2. 強み
カラオケの優位性と女性専用フィットネスの急成長
3. 当面の業績
カーブスが牽引し、収益力は一段と向上
4. 中期経営方針と展望
アジア展開も視野に、将来は1000億円企業をめざす
5. 企業評価
まねきの湯のビジネスモデルに注目

コシダカホールディングス(2157)
企業レーティング A
株価(2012年5月2日) 2570円
PBR 3.24倍
ROE 28.90%
PER 11.2倍
配当利回り 1.40%
時価総額 247億円(9.6百万株)
総資産 18468百万円
純資産 7610百万円
自己資本比率 40.10%
BPS 792.7円
単位=百万円
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2008.8 13649 691 731 421 43.9 9
2009.8 18955 1496 1427 549 57.3 9.5
2010.8 21932 2503 2579 1125 117.2 21.75
2011.8 29093 3356 3336 2877 299.7 25
2012.8(予) 31900 4300 4350 2200 229.2 35
2013.8(予) 35400 5000 5050 2500 260.4 40

(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想ベース。
08.8期は単体ベース、それ以降は連結ベース。
11.8期末に1:400の株式分割を実施。それ以前のEPS、配当は修正ベース。

企業レーティングの定義:当該企業の、①経営者の経営力、②事業の成長力・持続力、③業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/kosidaka201205.pdf

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

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