新たな発展段階入りが見えてきた米国経済 ~ 世界随一の米国経済の中長期展開力 ~

米国株はリーマンショック後安値から2倍に上昇、昨年のギリシャ危機後には2割下落したがそれも埋め、リーマンショック前の史上最高値にあと1割と迫っている。他方、日本株はリーマンショック後の安値圏から3割上昇にとどまり、低迷を続けている。(A)米国株価が世界の趨勢をリードするのか、それとも(B)日本の停滞が世界の将来を先導しているのだろうか。(A)なら世界経済は成長を続け、出遅れている日本株式がキャッチアップ、大幅な上昇の可能性が見えてくる。(B)なら世界の経済成長は息切れ、デフレ陥落となり、米国株価は急落する可能性を秘めている。投資家も経営者も意思決定において、どちらかを想定しなければならない場面である。当社の答えは(A)、「世界経済は拡大軌道をたどり、日本が陥ったデフレにはならない、日本株には大きなチャンスがある」である。そしてその鍵は欧州でも中国でもなく、依然世界の中心に座っている米国経済の帰趨にかかっている。

その米国はリーマンショック後の調整を完了し、中期展開力を強めている。しかるに、観念的米国悲観が蔓延している。データに基づいた米国経済の多面的分析が求められる。

<目次>
1. 米国の強み、長期潜在力の決定要因
2. 米国経済の展望を混乱させる矛盾点と推進力
3. 利子率と利潤率の乖離=空前のリスクプレミアム
4. 米国ダウ100年史に見る経済と市場の発展・・・3つの推進力
5. 成長制約、米国の債務問題をどう考えるか
6. 米国の長期成長構造は健在

—————— お知らせ ———————————————–

東日本に未曾有の被害をもたらした大震災から1年、日本はお互いを助け合う絆を確認し、復興と経済復活に向けて邁進しております。昨年5月14日、「必ずニッポンは立ち直り、世界に復権する」義捐金セミナーを実施しました。今年も志を共にするメンバーが集まり、日本経済・株式の今後の展望について改めて語り合いたいと考えております。

日 時   2012年5月13日(日)13:25~(13:00受付開始)
場 所   東京国立博物館 平成館大講堂
定 員   席数400席
参加費   無料 ※当日会場にて義捐金(1口3,000円)をお願いいたします。
義捐金は主催者を通じて全額「東日本大震災こども未来基金」に寄付いたします。
⇒お申込はこちらから http://minkabu.jp/top/news/489

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本レポートは本年2月10日、日本アナリスト協会で行った講演録に加筆修正したもの。講演録は『協会ホームページ』に掲載されており、転載に際して日本証券アナリスト協会の許可を得ている。転載に際しての著作権は日本証券アナリスト協会⑧に属し、無断複製・転載を禁じます。

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