日本航空の再上場に絡んで注目される日航保有株

 24日付の日本経済新聞朝刊が「経営再建中の日本航空は23日、三菱商事、三井物産など商社大手6社、みずほコーポレート銀行など主力取引3行に株式取得を要請する方針を固めた。日航は7月にも株式再上場を申請する計画で、現在、96・5%を出資している企業再生支援機構にかわる安定株主が必要。全体の2割をメドに安定株主づくりを進めたい考え。しかし各社は破綻過程で日航株による損失を受けており交渉の難航も予想される」と報じた。

 交渉が難航するとの観測はあるが、本業の儲けを示す営業利益は11年3月期1884億円の過去最高、12年3月期は1400億円を見込んでおり、日航が保有する資産が適正な価格で査定されることも視野に入る。

 中でも株式市場の関心を集めるのは、JALUX(2729)、空港施設(8864)、日本空港ビルデング(9706)、エージーピー(9377・JQ)、ジャムコ(7408)など、日本航空が保有している銘柄だろう。1株純資産を大きく割り込んでいる銘柄や、出資に難色を示している銀行も保有している銘柄に底上げ機運も高まるというもの。

 これから本格化する今3月期第3四半期・今9月期第1四半期決算の発表を機に、年度末の3月を意識して再上場を控えた前哨戦が始まるか注目したい。

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