水野由加里、SBIへ行く~SBI証券・森永康平と語る~:第6回

●負けないために。
森永:値動きで取るならポンド円。ポンド円、ユーロ円、ドル円の順位で値動きは低くなっていく。FXはスワップを取りに行くものなんだと開き直るのであれば、豪ドルとかニュージーランドとか南アフリカランド。トレードスタイルによって、この二つに動きが分かれる。
水野:ドルとほとんど連動している通貨を逆張りで持つっていうのはどうなんですか?それぞれで反対売買をして絶対にマイナスにならないようにする。ガクンって円高になった時も、どちらかは反対に張っているから、自分の資産はゼロにならないようにするんです。
森永:極論を言ってしまうと、それが分かるのが、ドル円のロングとショートを持つようなイメージです。円高に動いていたら、円ロングは益が出ているけど、円ショートは損が出ている。同じ幅を動いているからということですが、為替ってスプレッドがあるので、結論としては証券会社だけが儲かるってことに辿り着く。自分のポジション以外はプラマイゼロでもスプレッドが両方とられて、かつ売り買い両方のポジションを持つと、スワップの合計はマイナスになるから、結局証券会社などの胴元が勝ち、参加者は負けるという悲しいことになるんです。同じようなことで、例えば円を買っておけば、円高になると儲かり、円安となると損となる。同時に日本の輸出関連株を買っておけば、円高になると損が出るが、円安になると日本の輸出関連株が上がるからヘッジ出来るかもしれない。ただ、上手くいくかは分からない。そもそも、そういう風になかなか上手くいかないので、そういう取引があまりされていないんですけど、ポートフォリオ理論からすると相関関係が逆に動くのは絶対入れるべきであって、全資産が同じ方向に動くのであれば、ポートフォリオを組んでいる意味がない。そういう意味では円高に張っているんだけど、円安に動いちゃった時のために、円安メリットの株を買っておいて、ちょっとヘッジをしておくとか、その逆とかっていうのはありかなと思いますけど。
水野:本日はありがとうございました。すっかりカウンセリングしていただきました。森永さんは投資を上手く競馬に例えてくださるので、とっても分かりやすかったです。競馬で予想をすることに慣れている人は、株の方が適しているというのは新鮮でした。今度取り組んでみます。
森永:競馬も株も分析して癖を見抜いたりするのは、変わりないのでオススメします。競馬にはロマンがありますよね。こちらこそ、どうもありがとうございました。

このページのコンテンツは、SBIホールディングス㈱様の協力により、転載いたしております。

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