自分を相場に合わせる
株式投資で継続的に利益を出していくためには、前述の1と2に対処していかなければなりません。そのためには必要最低限、覚えなければいけない基礎知識というものがあります。その紹介は次回以降にするとして、前回、『本連載では、直近のチャートを用いながら、できるだけ易しく解説することを目標としていきましょう 』
と申したので、1つのチャートの事例をご紹介しましょう。
掲示してあるチャートは、2006年初めから、2007年終わりまでの日経平均株価の日足チャートです。
株価の節目節目に見受けられる高値と高値、また安値と安値を結ぶと、視覚的に三角形をイメージすることが出来ると思います。
この頃はまだ、サブプライム問題のことがそれほど真剣に捉えられておらず、日経平均は年内に2万円に到達する、という意見も多かったのです。私も、この三角形、すなわち「三角持ち合い収束」のチャートパターンを見ながら、これが上に抜ければ、日経平均2万円もありかな?と考えていたのです。
しかし結果は、チャートからも分かるように、下に抜けてしまいました。この時に大事だったことは、以下の2点です。
- 基本的なテクニカル分析の知識を覚えておく。この知識こそが試験に出る分野であり、この場合はまさに「試験に出た!」と言える。実際、この局面では、この基本パターンを認識できていたか否かで、その後の対処が大きく左右された。
- 「上に行って、日経平均2万!」とか「下に抜けて、大暴落が始まる」など、丁半のバクチのように、事前にどちらかに断定して、それに賭けてはならない。人間は断定することが好きな生き物である。しかしながら、株式投資とは、自分を相場に合わせる作業の繰り返しである。断定しないで、方向性がハッキリ見えてきてから行動することが大事。
今回は、参考までに、私の2007年の課税証明書を添付しましょう。
私はこの局面の大暴落にうまく対処することが出来、結果、2007年は大きな利益を上げることが出来ました。先にも述べたように、
「受験でも、試験で100点満点じゃないと不合格というわけではないですよね?むしろ、基本的な問題を取りこぼしなくきちんと正解し、応用問題は出来るものだけをきっちり正解する、というのが受験で合格する一般的なスタンスなのではないでしょうか?」
株式投資で利益を上げ続けるということは、まさにこの通り!これこそが株式市場というマーケットの正体だったのです。
- 今まで身に付けてきた投資ノウハウを分かりやすく解説
- どんな考え方で実際に投資をしているのか?
- 今後どのような考え方をしていくべきなのか?
コンテンツ提供協力サイト










