第2回 スイングトレードで安定した稼ぎに

はじめに

株式投資の成績、結果が上げ相場や下げ相場といった相場の状況によって、ある程度左右されてしまうのは、私も含めて、どの個人投資家にとっても同じことでしょう。しかし、
「知ることを知り」
「やることをやれば」
どんな相場状況でも、それなりに成績が安定するようになってくるものです。まさに、これこそが、個人投資家の誰もが望む、理想の姿と言えるでしょう。ある方から、このように聞かれました。
「基本的なテクニカル分析での投資というのは、これまで考えたことすらなく、何から手をつければいいのか?よく分かりません。渋谷さんはチャートの未来図を予測してトレードなさっているそうですが、それって可能なのでしょうか?」
素朴且つ良い質問だと思います。このコラムをお読みになっている誰もがそのように感じることでしょう。
今回は筆者の例を参考にしてみましょう。

試験に出る分野を知ることの第一歩

第1回目のコラムの最後に、
『スイングトレードとは、いかなる手法なのか?使いこなせるようになるまでに、何を覚え、訓練しなければならないのか? それは、まず「試験に出る分野」を知ること。どんな資格試験、入学試験においても、試験に出る分野を勉強しなければ合格できない。株式投資で利益を上げることも全く同じである。』
と申しましたが、株式投資の勉強を始めたばかりの初心者個人投資家が、まず心構えとしておくべき試験の内容をお話しましょう。

試験に出る分野を知ることの第一歩です!

株式投資を始めた頃の私

私が株式投資デビューしたのは、今から9年ほど前。時代はITバブルとかネットバブルと言われていた頃です。
その頃は、極端な言い方をすれば、「上昇している株を買えば、とにかく儲かる相場」でした。今思えば、こういう相場は最後には崩壊し、多くの個人投資家が犠牲となる可能性が高い時期なんですけどね。
当時、株式市場というマーケットの正体をまったく知らなかった私は、市販の本や雑誌を参考に勉強を始めました。確か、優良株を選定して、チャート的に良い位置で買って・・・ このようなイメージの勉強だったと記憶しています。
株式投資を始めてから、しばらくの間はうまくいっていたので、この勉強方法で良いのだ!と思っていました。
ところが、程なくしてネットバブルが崩壊!強烈な下げ相場が本格的に始まりました。
下げ相場というものを知らなかった私には、どのように対処して良いかが分かりません。証券口座にログインするたび、塩漬けと化し、下げ続ける保有銘柄を目にしながら、この時に私が頼っていたのは、
「自分は優良銘柄ばかりを厳選して買っている。だからきっとまた戻る・・・戻るはずだ!」
という願望だけでした。
この、当時の私の心理がいかに間違ったものであったかは、ライブドアショックやサブプライムショックを経験された方なら共感頂けるでしょうし、御自身も身に染みてお分かり頂けていることでしょう。
要するに、当時の私の間違いは、株式市場の強い上昇トレンドに、たまたま運良く乗れて、儲かっていただけに過ぎなかった・・・。なのに、私はそれを自分の実力と勘違いしていただけだったのです。

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