ニトリ 22年連続増収増益の秘訣とは??

家具・インテリアチェーンのニトリ(9843)が2009年2月期決算を発表、22年連続増収増益の快挙を達成しました。全世界的な不況下でのこの強さ、秘訣は一体何なのでしょうか?

ニトリ(9843)はいち早くSPAモデルを家具業界に取り入れました。SPAとは、Speciality store retailer of Private label Apparelの略で、アパレル業界において企画・製造・小売を全て手がけるビジネスモデルのことを指します。

SPAは、流行に左右され商品のライフサイクルが短いアパレル業界において、企画から小売りに至る全サプライチェーンを自社で手掛けることで、需要に合わせた商品展開・管理を行い、ファッション性と低価格を実現するモデルとして浸透しました。日本でも、ユニクロ(9983)や無印良品(7453)でおなじみのモデルとなっています。

ニトリ(9843)は、これを家具において実現しています。企画・製造を中国などアジア各国の拠点で行い、独自物流システムで日本に輸入・販売する、というSPA的モデルを構築し、縮小市場において圧倒的な強さを見せつけています。

また、輸入割合が6割程度となっているため、昨今の円高がむしろ追い風にもなっています。

↓↓グラフは、2009年2月期のニトリ既存店における客数・客単価の前年比と、ドル円をプロットしたものです。円高還元ということで5、8、11月と通算1000品目にもわたる値下げを実施し、後半にかけて二ケタ程度の客数増を実現しています。

結果として、既存店売上高(=客数×単価)の伸びも年間101.7%とプラスを維持しつつ、値下げによる単価低下は円高メリットで吸収し営業利益率は前年比+1.5pの13.5%(冒頭グラフ参照)と、なんとも非の打ちどころのないような決算となったわけです。

ちなみに会社名の「ニトリ」の由来は、、、創業者でもあり現社長の「似鳥」昭雄氏の名字です。一代でここまでの会社を築かれた「ニトリ」社長、あっぱれですね。

*vizoo*
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