円高メリットを享受する厳選18銘柄を紹介

大きく動く為替に翻弄される日本経済

 円の為替レートが大きく動いています。2月初旬には90円を割り、70円経済時代の到来かと言われるほどの勢いかと思えば、2月末に向けては100円に迫る勢い。為替の動きには翻弄されます。日本の鉱工業生産指数は2008年第4四半期で-12%(前期比)。2009年1月の速報値は76.0となり、大幅に低下した12月に比べても10%の低下となっております。この落ち込みは米国よりも大幅なものとなっており、その原因は日銀の金融経済月報で分析されています。

指数落ち込みの3大原因

 ポイントは、
① 自動車やエレクトロニクスなど輸出依存型産業のウェイトが大きいこと

② 特に自動車の落ち込みが大きいこと
③ 上記輸出依存型産業の部品・材料国内調達比率が高いため、輸出依存型産業の生産の落ち込みの国内波及効果が大きいこと

です。
 円高は、こうした輸出依存型産業の輸出力を削ぐか、更に収益を悪化させたまま輸出を続けるか、という状況に陥らせるものです。現地生産化が進んでいても、円高は海外収益の円換算収益の縮小になりますので、当然、収益悪化は回避困難です。日本の株式市場はトヨタの株価動向と一致してきましたので、この鉱工業生産の落ち込みの株価へのマイナス効果は甚大です。
レクサス 単純化すれば、世界の需要・経済がどうなるか、に大きく左右されるのが輸出依存型産業、左右されにくいのが内需依存型産業ということになります。
 しかし、円レートが今後どうなるか、わかりませんので、単純に、内需依存型で、円高メリットを受けやすい輸入依存型の業界という基準で銘柄選択をするのには抵抗感があります。輸出依存型産業のウェイトが高いという、日本経済の構造的脆弱性の裏側面ともいえる、内需依存型産業の生産性向上の低さ、という問題を解消できるか否かに注目すべきだと思います。

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