切り口3つで見るハイテク業界V字回復銘柄

はじめに

議論に入る前に、ひとつ前提があると思います。「景気回復時」とか「V字回復」といっても、それは、景気の悪化やその期間がどれくらい続くかによります。来年以降も恐慌的に景気の悪化や停滞が続けば、業績は更に底割れする可能性があります。したがって「回復は来期じゃなく再来期以降になるかもしれないけど、回復するときV字で、」という前提で議論しますと、、、

V字回復企業の3つの切り口

筆者は、V字回復の企業として、三つの切り口を考えています。

「償却費や人件費などの固定費比率が売上に対して高い企業」です。
売上が増えたその増分に対して利益化が高い企業を意味します。今回の不況にて売上が落ち込む中で、利益の落ち込みが激烈だった分、逆に売上が上昇する局面では利益の急回復が期待できる可能性があります。
更に突っ込んだ話をすると、人件費に関しては、昨今は中国など安い地域での生産も活発になっていますから、人件費が高いだけの製造業は、海外との競争で疲弊しきる懸念があります。このため、人件費比率よりも設備投資から転化する償却費比率の高い企業により注目すべきでしょう。今回の不況で、固定費削減が重要案件となっていますが、製造設備の先端性がなければなりたたない事業の場合、その固定費を削ることには限界があり、結果として赤字を招いているものもあります。

「単一セグメント企業」であるということです。
種類の異なる事業セグメントをいくつも有する企業は、リソース使用の数量効果が分散化されてしまう可能性があります。

「収益の循環性が高い企業」です。
景気循環(あるいはその対象産業の循環)の感応性が高ければ、その産業は景気回復局面では大きくスウィングしてくる訳で、現在のような景気低迷期に投資先として仕込んでおくのは悪くない選択肢といえるでしょう。
景気感応度の高い銘柄と云えば、たとえば機械などの設備投資関連企業などが挙げられます。
逆に急成長中の企業は、落ち込みが緩慢でその分バリュエーションも高く、投資効率としては、底からスウィングしてくる企業よりも、当該議論の投資期間のパフォーマンスでは負ける可能性があります。当然、衰退企業は、言わずもがなでしょう。

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