
下図は低所得者・高所得者の平均年収の推移を示したものです。2000年から2009年までの間に日本人全体の平均年収が9%も減少する中、低所得者よりも高所得者の賃金低下の度合が大きくなっている姿がみてとれます。日本国民全体の所得水準が低下する中、絶対的な低所得者の数が増加したのが、デフレの経済環境下で起こった「失われた10年」の日本の姿のようです。この状況が続けば、将来に対する期待や社会の活力が更に失われ、「失われた四半世紀」の日本となってしまう可能性も否めないかもしれません。名目GDPが最初のページの図の斜線で示されたような成長過程に復帰できるよう、各党がマニフェストに掲げたような、経済成長を重視した政策を推し進めることが望まれます。

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